深部リンパ節開放ヒストリー
従来のリンパマッサージは、やさしく・ゆっくり・心臓にむかって施術
従来のリンパドレナージュやリンパマッサージは、「やさしく、ゆっくり、心臓にむかって軽擦する」 という手技が主流でした。(いまでもそのような手技を行っている方たちが多い。)
しかし、「これならアロママッサージのほうがお客様に満足してもらえるのではないか?」「老廃物を排泄するのは重要。でも、お客様に満足してもらえることも大切」と考え、効果を実感でき、お客様に満足していただけるリンパマッサージはないものだろうかと悩んでいました。
そんなとき、ドイツでリンパマイスターの資格を取得された先生の講習に参加し、日本では医学書にも載っていないリンパの解剖生理学を学びました。リンパの奥深さとそのメカニズムを学び、リンパが血流のカギを握っていることを知ったのです。リンパの流れを促進させることは、実は血流を促し全ての細胞に栄養とエネルギーをあたえることになると学んだのでした。
リンパの流れを促進することで、栄養・ホルモン・免疫作用にも影響を与える
リンパの流れを促進することで、すべての細胞にエネルギーを与え、栄養・ホルモン・免疫作用にも影響を与え、身体の60兆個の細胞全てを活性させることになると知ったのです。
私が学んだフェルデン式リンパドレナージュの知識や技術は、医療系従事者のみが使用することが許されたものでしたが、健康な人を対象に使用するという条件で美容分野でも使ってよいという先生の許可をいただきました。
「フラッシュリンパ手技」 を開発し、つぎに 「深部リンパ節開放手技」 を開発
はじめは、深部リンパドレナージュに鍼灸理論も加えた 「フラッシュリンパ手技」 を開発し施術していました。こちらは1回で劇的効果が得られるのですが、お客様に痛みや内出血などを作るという欠点がありました。また、大量の老廃物がすぐに体外に排出されず、体内に留まり、結果としてお客様のだるさを招いていました。この 「フラッシュリンパ手技」 の欠点を解決する形で、「深部リンパ節開放手技」 が誕生したのです。
「フラッシュリンパ手技」 の欠点を解決する形で 「深部リンパ節開放手技」 が誕生
「深部リンパ節開放手技」 は 「フラッシュリンパ手技」 に比べ痛みやだるさがなく、すばやく老廃物が体外に排出されるので、身体が軽くなるという長所があります。また、他の施術の前後に加えることで、他の施術で起こるもみ返しやだるさが起こりにくくなります。
「深部リンパ節開放手技」 は、従来のリンパマッサージに比べて、効果が高く、短時間で施術ができ、内出血などのリスクを回避することができるなどから、「フラッシュリンパ手技」 ではなく、「深部リンパ節開放手技」 だけを行っていました。しかし、効果はやはり「フラッシュリンパ手技」 が勝ります。そこで考え出されたのが 「深部リンパ節開放手技」 の後に 「バンデージ+温熱療法」 を行う方法です。この方法でより多くのリンパが排泄され、「フラッシュリンパ手技」 を行わなくても十分に効果があることが分かりました。
現在では、「フラッシュリンパ手技」 を行わず、 「深部リンパ節開放手技」 + 「バンデージ+温熱療法」 の施術が主流になっています。効率的に短時間で、しかも、安全にリンパを排泄することができるようになります。お客様からは、「むくみが取れた!」「冷えがなくなった!」「風邪をひかなくなった!」「前より若返っていると言われた!」など多くの声をいただいています。
開発者紹介
夜久 ルミ子 (やく るみこ)
薬科大を卒業後医療センターに勤務するも、ホリスティック医学に興味を持ち、鍼灸・マッサージ師の資格を取得。「薬も解かる東洋治療家」として開業。しかし、身体と同時に心のケアを痛感する。医療系と美容系を合わせ、心身両面のストレスケアと外見の美を実現するデトックスメソッド「ディープ・リンパマッサージ」「深部リンパ節開放®︎」「WATCHセラピー®︎」を開発。
現在、日本各地で講習や講演も行う。
書籍『ディープリンパ療法コンプリートブック』『やせスイッチを押せば驚くほど細くなる 深部リンパ開放マッサージ』『気づきの心理療法 WATCHセラピー』など、メディア掲載多数。
◆資格一覧
薬剤師、臨床検査技師、鍼灸師、按摩指圧マッサージ師、調理師、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・アロマセラピスト、CIDESCO国際エステティシャン、(一社)日本エステティック協会認定トータルエステティックアドバイザー、(一社)日本エステティック協会認定ソシオエステティシャン等